NEWS
 
☆2014年10月23日 KTSニュースより
 
 
『 西之表市の馬毛島の一部の土地について、特定の集落の住民が共同所有しているという
 
「入会権」の確認を求めた裁判の控訴審で、福岡高裁宮崎支部は、原告の訴えを退けた
 
 一審判決を取り消し、入会権は現在も存続しているという判断を示しました。

 この裁判は、西之表市の塰泊集落の一部住民が、漁業などで使用していた馬毛島の共有地
 
 の一部を開発会社に売却し、これに反発する住民の一部が「共有地は個人が勝手に処分で
 
 きない入会地」と主張し、入会権の確認を求めたものです。

 
 22日の控訴審判決で、福岡高裁宮崎支部の佐藤明裁判長は「昭和30年ごろの時点で
 
 集落の住民が持っていた入会権が消滅したとは言えない」と述べ、原告敗訴の一審判決を
 
 取り消し、一部住民の入会権を認めました。

 
 馬毛島の一部の土地の所有権を左右する今回の判決は、アメリカ軍の訓練移転の動きにも
 
 影響を与える可能性があります。』
 
 
 
 
☆ 2014年9月28日 「馬毛島クロス」の島春迦監督が、2015年国際映画祭
 
  エントリー作品「古材」(ふるざい/Old Lumber)を監督することが
 
  決まりました。 撮影は11月に行われ、2015年に公開されます。
 
 
 
 
☆ 2014年1月1日 新年、明けましておめでとうございます。
 
 
  
 
☆ 2013年11月29日 馬毛島で国の公害等調整委員会の現地調査が行われました。
 
  11月30日の南日本新聞の記事です。
 
  

 「米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)移転候補地の西之表市馬毛島をめぐり、ほぼ全域を所有する開発業者タストン・エアポート(東京)の工事で漁獲量が激減したとして、同市の漁民13人が国の公害等調整委員会に因果関係の解明を求め申請した原因裁定で、委員会は29日、初の現地調査を行った。
 立ち会った申請人代理人の菅野庄一弁護士やタストン社の立石勲会長によると、東部海岸やFCLP誘致のために造った「滑走路」、土砂の混じった汚泥水が海へ流出するのを防ぐ防災調整池や沈砂池などを調べた。
 タストン社は2011年11月末から工事を中止しているが、菅野弁護士は「海岸の岩がかなりの泥をかぶった深刻な状況に変わりない。対策が万全でなかったことが分かった」と強調。立石会長は「中止から2年が経過し現場に草が生え、(土砂が流れて海を汚染した)形跡はなかった」と語った。
 漁民は11年11月に原因裁定を申請。タストン社は「因果関係はない」とする答弁書を提出している。」  (南日本新聞・11月30日・インターネットニュースより)

 
 
 
☆ 2013年8月4日 熊本YWCAで上映会が開かれました。
 
  主催してくださった俵恭子さんから、上映後の貴重な感想をいただきました。
 
  皆さんほんとうにありがとうございます。
 
 
「馬毛島のことは知らなかった。初めて知った。知らないうちに大切な故郷が人手に渡り国に買い取られ軍事滑走路に転用されようとしていることに、ショックを受けた。豊かな自然も無残に破壊されつつあるのは許せない。」
 
「馬毛島に起きていることは今の社会の縮図だ。よく注意を払っていないと、足元をすくわれて、立ちあがれなくなる。世の中の動きをよく見て声をあげていかなくてはならない。ことに選挙後、自民政権が何でもやりかねない状況は非常に危険だ」
 
「種子島出身です。馬毛島のことはずっと気になっている。中国が買おうとしているという話も聞いている。何をどうしたらいいのだろう?」
 
「この問題をこのような映画を通して、まず知らせることが大事なのでは?」
 
「これからもアンテナを色々なところに張っていこう。行動する勇気を持とう」
 
「映画のストーリーや登場人物たちの関係が読みづらく、メッセージが伝わりにくかった。」
 
「映画の背景説明が、ドキュメント的なものも含めて始めに少しあるとよかった。」
 
「最後の歌と昔の写真説明が、ドラマ全体のまとめのようになっていて、ここでメッセージがストーンと結びついてきて感銘を受けた。」
 
「馬毛島全部がたくさんの人の骨が埋まった墓みたいなもの、という台詞が耳に残っている」
 
「女性監督ならではの感性が、登場人物を通してのいのちのはかなさや重さの描き方から感じられた。」
 
「最近社会派のドキュメント映画を多くみることに慣れていたので、このようなドラマ仕立てで静かに、ゆっくりしたテンポで問題を考えさせるものがあってもいい。」
 
 
 
 
☆ 2013年7月5日 ポルトガル在住の川島めぐみさん・スティーブ・キャシディ
 
  さんの英訳で、上映台本の英語版が完成しました。これから字幕入れの作業を経て、
 
  アメリカをはじめとする海外の映画祭に出品します。
 
  その一部、テーマソングの、簡潔ですばらしい英訳をどうぞ。
 
 

       「ふるさとの歌」 (種子島の唄)

 

           

             (作詞)濱田龍郎

 

           

             (作曲・歌)笹川満夫 (編曲)深町辰夫

 

                         (英訳)川島めぐみ  

    

 

 

 

 此処(ここ)に生まれたそれだけで    I was born here

 

 私の人生は良かった                      So my life was good

 

 白い砂丘をはるばる越える        Walking all the way

 

 

 白い砂丘をはるばる越える                Over the white dunes

 

 

 

 

 此処に生まれたそれだけで                I was born here       

 

 私の人生は良かった                      So my life was good

 

 青い海へと漕ぎ出す朝(あした)             Rowing out into the blue ocean

 

 青い海へと漕ぎ出す                         Early in the morning

 

 

 

 此処に生まれたそれだけで                I was born here

 

 私の人生は良かった                      So my life was good

 

 旅を終えたらいつかは帰る                Returning some day

 

 旅を終えたらいつかは帰る                When my journey is over

 
 
 
 
 
 
☆ 2013年5月20日 日本記者クラブ・プレスセンタービル10階ホールで、
 
  上映会が開かれました。オープニングで、馬毛島の自然を守る会の長野広美さん
 
  が、馬毛島の現状と当地の思いを訴え、会場から拍手が湧き起こりました。
 
 
  (あいさつ抜粋)「馬毛島を、種子島の漁師は宝の島と呼びます。土砂降りの
 
  大雨でも海が濁ったことがなく、馬毛島で漁をして自分の子どもたちを育てて
 
  きたとも言います。その馬毛島は現在99%が買い占められ、乱開発で森が切
 
  り崩され、大量の土砂が海へ流れ込んでいます。
 
 
  平成22年に防衛省は、馬毛島を米軍の訓練地の候補地として、日米合意に明記
 
  してしまいました。現在、地元・西之表市(にしのおもてし)をはじめ種子島と
 
  屋久島の自治体や鹿児島県も誘致を断固反対しています。
 
 
  馬毛島の周辺では今でも、海藻類が豊富で固有種もしくは貴重種が発見されてい
 
  ます。日本鹿の亜種マゲシカをはじめ、馬毛島の海と自然は豊かで特異な生態系
 
  を維持しています。現在、私たちの訴えを受けて、公害等調整委員会が馬毛島の
 
  乱開発と漁業被害との因果関係解明に向けて動き始めています。
 
 
  私たちはこれからも、馬毛島を自然豊かな島として、優れた漁場として、私たち
 
  の次の世代に引き継いでいけるよう、活動していきます。」
 
 
 
 
 
☆ 2013年5月10日 町報やくしまで、4月13日に屋久島で開催された上映会
 
  の様子が伝えられました。
 
  「映画は、馬毛島での米軍空母艦載機陸上離着陸訓練施設の移転案がもち上がるな
 
  か、馬毛島出身2世の若者達が、まだ見ぬ故郷のことを思い、また自らの将来を模
 
  索し生活する姿を描くことで、見る人に望郷の思いをかきたたせ、故郷を離れた多
 
  くの人たちが共感できる内容になっています。」
 
 
 
 
☆ 2013年4月27日 蒲田の南晴病院・デイケア室で上映会が開かれました。
 
  アフタートークでは、菅野庄一さんと北村小夜さんが、馬毛島の開発の違法性や、
 
  全国的な周知の必要性について話してくださいました。客席からも活発な質問が
 
  寄せられ、馬毛島の現状が浮き彫りになりました。
 
  嬉しいハプニングがありました。馬毛島で生まれて小学生まで過ごしたという姉妹と
 
  娘さんが映画を見に来てくださり、馬毛島での生活をいきいきと話してくださいまし
 
  た。馬毛島の土地が、当時、二束三文だったわけではなく、追い出し金として高額
 
  が積まれ、馬毛大臣と呼ばれた人も現れたことなど、貴重なお話をたくさん伺うこと
 
  ができました。姉妹のお話は記録して残すべき貴重な馬毛島史だと思いました。
 
 
 
 
☆ 2013年4月23日 「馬毛島の軍事施設化を許さない屋久島の会」のブログで
 
  屋久島の上映会の様子と、アンケートの集約が紹介されました。
 
  『 屋久島での「馬毛島クロス」上映会を終えて 』
 
 
  記事やアンケートに、上映会や新作への力をいただきました。
 
  屋久島の皆さんの環境への意識の高さ、生き方の多様さに、目を見張った上映会
 
  でもありました。 
 
 
 
 
☆ 2013年4月19日 南日本新聞で、屋久島の上映会の様子が伝えられました。
 
  『 屋久島町で「馬毛島クロス」上映会 』  
 
  『 トークセッションで監督が、「米軍空母艦載機陸上離着陸訓練移転案に反対する
 
  対策協議会に屋久島町が入っていることは、種子島出身者として心強い。長期的な
 
  運動になると思うが、種子・屋久で連帯し、地元の反対の意思を中央に伝え続けて
 
  いくことが大切」と訴えた。』
 
 
 
☆ 2013年4月13日 屋久島・環境文化村センター・大型映像ホールで上映会が
 
  開かれました。屋久島町・企画調整課の寺田邦弘さんが、屋久島町長のあいさつを
 
  届けてくださいました。「馬毛島の軍事施設化を許さない屋久島の会」の鶴野康三
 
  さんが、自然豊かな熊毛の空に戦闘機は似合わない、と主催のあいさつを行ってく
 
  ださいました。作家でNPO理事の古居智子さんと監督によるトークセッションで
 
  は、環境についての意見が交わされました。自分の愛するもの、身近な愛情の対象
 
  を守ることが環境保全の原点であること、日本の米軍基地では環境法が適用されな
 
  いことなどが話し合われました。アンケートで屋久島の皆さんの真摯な思いを届け
 
  ていただきました。
 
 
 
 
☆ 2013年3月31日 西日本新聞朝刊のコラムで、映画が紹介されました。
 
  『 「馬毛島クロス」という映画を見た 』
 
  「…… 二つに共通するのは「故郷」。2年前の大震災や原発事故で多くの人が
 
  故郷を失い、なお取り戻せていない。今、故郷を見詰め、思い続けることの大切さ
 
  が身に染みて分かる。さほど故郷に思い入れがなかった私までそう考えるのは、年
 
  のせいだけではなさそうだ。」
 
 
 
 
☆ 2013年3月25日 神戸新聞の「くらし」で、『 種子島沖の無人島舞台に
 
  「馬毛島クロス」』と映画が紹介されました。
 
  『 …… 物語は森の中でシカの角を探す老人のシーンから始まる。追ってきた孫が
 
  いう。「じいちゃん、ここは馬毛島じゃない」 しかし、孫にもわかっている。角を
 
  失って以来、ついてない。父親は亡くなり仕事も失った。角さえあれば。彼は島へ
 
  渡ろうとする。が、今は渡れない。島は大半が開発会社の所有。人も墓も種子島に
 
  移転。ここにしかいないマゲシカは絶滅が危ぶまれる ……』
 
 
 
 
☆ 2013年3月17日 河北新報で、映画が紹介されました。
 
  『 故郷の喪失と再生描く 自主制作映画「馬毛島クロス」 米軍訓練移転候補
 
  自然の大切さ訴える 』「 宇宙センターで知られる種子島沖に、ほくろのように
 
  浮かぶ小さな島がある。馬毛島。日本で2番目に大きいといわれた無人島だ。空から
 
  見ると 滑走路 が十字形に緑をえぐって島を4分している。2011年、日米
 
  両政府は硫黄島(東京都)の米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転
 
  候補地に挙げた。」
 
 
 
 
☆ 2013年3月16・17日 鹿児島のガーデンズシネマで、上映会が開かれました。
 
  計4回の上映は、全回立ち見の大入り満員でした。映画館入り口では、種子島在住の
 
  八板俊輔さん撮影の、馬毛島やマゲシカの近況を伝える写真が展示され、好評でした。
 
  また、「馬毛島の自然を守る会」の長野広美さんが、馬毛島の現状を報告するあいさ
 
  つを行い、馬毛島問題の周知を呼びかけました。
 
 
 
 
☆ 2013年3月15日 しんぶん赤旗の「ひと」で監督と映画が紹介されました。
 
  関東で反対署名を集めたときの反応や、映画制作に至った経緯などが綴られています。
 
  『 馬毛島に渡ろうとする青年、元島民の葛藤や苦悩を静かに描きながら、希望をつ
 
  なぎ、あきらめない姿が印象的です。この映画に共感してもらえたら、穏やかに声を
 
  あげ「何かひとつ行動してほしい」と願います。』
 
 
 
 
☆ 2013年3月14日 横浜の開港記念会館で、横浜弁護士会・公害環境委員有志の
 
  主催で、上映会が開かれました。上映後、小倉孝之弁護士・菅野庄一弁護士・「馬毛
 
  島の自然を守る会」の長野広美さん・監督によるトークセッションが行われ、日本の
 
  法律で自然環境を守ることの難しさや課題などが話し合われました。多くの方にご覧
 
  いただき、温かい励ましをいただきました。また、出演の木口健太、桐原三枝、手川
 
  直哉、佐伯拓也も参加し、会場の方たちから熱い拍手をいただきました。
 
 
 
 
☆ 2013年3月4日(京都新聞) 3月1日(中国新聞) 2月25日(高知新聞)
 
  など  共同通信社によって、『 日米安保に揺れる鹿児島の離島  故郷の喪失と
 
  再生問う 劇映画・「馬毛島クロス」完成 』 と、映画の物語と馬毛島の現状が
 
  紹介されました。「かつてトビウオ漁が盛んだった海辺の風景、マゲシカの映像が
 
  離島の歴史を語る。ソテツの原生林もあった。その自然の宝庫がなぜ守れなかった
 
  のか。島をめぐる人間模様に重ねて静かに問い掛けている。」
 
 
 
 
☆ 2013年3月3日 毎日新聞で、『 自主制作映画「馬毛島クロス」FCLP移転
 
  候補の馬毛島を映画化、ふるさとの意味問う 』 と記事が掲載されました。
 
  渡れなくなった馬毛島だけではなく、福島の原発事故や、過疎による廃村によって、
 
  帰るに帰れなくなった人々がいるという内容です。同紙のインターネット版でも記事
 
  が紹介されています。
 
 
 
 
☆ 2013年3月3日 南日本新聞の『 かお 』で、監督が紹介されました。今後の
 
  抱負として、上映会を通して馬毛島で起きている問題をみんなで考えるきっかけを
 
  つくること、種子島を舞台にした(ロケ地にした)映画を創ること、を挙げていま
 
  す。
 
  
 
 
☆ 2013年3月2日 KTS鹿児島テレビのニュースで、『 映画「馬毛島クロス」
 
  種子島で上映 』 と、種子島こり〜なでの観客インタビュー、監督インタビュー、
 
  本編上映の様子などが放映されました。
 
 
 
☆ 2013年2月27日 南日本新聞で、『「馬毛島クロス」上映 種子島2会場で
 
  島民鑑賞 』と記事が掲載されました。2会場あわせて800人を超える方たちが
 
  詰めかけてくださいました。
 
 
 
☆ 2013年2月26日 KKB鹿児島放送・Super Jチャンネルで、
 
  「映画・馬毛島クロス完成」と、本編の場面や監督インタビューが放映されました。
 
  日本各地で起きつつあるふるさとの喪失について、問いを投げかける内容でした。
 
 
 
☆ 2013年2月24日 西之表市民会館で、上映会が開かれました。満員の中、
 
  さやかバンドと、笹川満夫さんのミニライブ、トークセッションが行われました。
 
  上映会のあと、西之表市長の長野力さんと、監督が握手を交わし、市長より温かい
 
  お言葉をいただきました。
 
 
 
☆ 2013年2月23日 種子島こり〜なで、上映会が開かれました。笹川満夫さんの
 
  テーマソングのミニライブや、「馬毛島の自然を守る会」の長野広美さんと、監督に
 
  よるトークセッションが行われました。
 
 
 
☆ 2013年2月23日 西日本新聞・社会面に、「緑失う馬毛島を映画化」と
 
  記事が掲載されました。同紙のウェブ上のニュースでも詳しく紹介されています。
 
 
 
☆ 2013年2月22日 鹿児島市内の病院で、映画の試写会が開かれました。
 
  「馬毛島の自然を守る会」の長野広美さんが、馬毛島の現状について講演を行な
 
  いました。
 
 
 
☆ 2013年2月18日 南日本新聞に、『 映画「馬毛島クロス」23、24日に
 
  種子島で上映 』 と、記事が掲載されました。同紙のウェブ上のニュースでも閲覧
 
  できます。
 
 
 
☆ 2013年2月14日 「馬毛島の軍事施設化を許さない屋久島の会」のブログで
 
  映画が紹介されました。島がコメントを寄せました。
 
 
 「こんにちは。島春迦です。馬毛島クロスを詳しく紹介してくださり、ありがとう
 
 ございます。むき出しの滑走路を横切るマゲシカの写真、そして疾走するダンプ……
 
 心が痛みます。なぜ映画をつくったの?と、よく聞かれます。それを説明するのに、
 
 痛みや疼きでは不充分なのでしょうか。この感覚は、生命をもつものの共通感覚では
 
 ないかと思うのですが、馬毛島ではあまりにもそれがないがしろにされた開発が行われ、
 
 怒りを覚えます。
 
  馬毛島の名を冠したこの映画が、馬毛島を再考し、ビジョンを形作るひとつの素材に
 
 なることを願っています。このブログもそうだと思いますが、みんなで馬毛島のことを
 
 語り、小異にこだわらず伸びやかにつながる機会がほかにもたくさん生まれるといいと
 
 思います。
 
  防衛省や、国会での政府答弁を聞いていると、馬毛島でのFCLPを前提とした話が
 
 どんどん進んでいます。地元の団結と、意思の明示、そして世論への訴えは、これまで
 
 以上に必要になってきていると、危機感をつよめています。」
 
 
 
 
☆ 2013年1月30日 東京新聞・朝刊の特報欄に、「馬毛島の危機 映画で訴え」
 
  と、記事が掲載されました。
 
 
 
☆ 2013年1月29日 朝日新聞・夕刊に、「馬毛島知って」と、映画の記事が
 
  掲載されました。
 
 
 
☆ 2013年1月27日 上映スケジュールのページを設けました。(トップページから)
 
 
 
☆ 2013年1月22日 秋葉原のアキバシアターで完成披露試写会を行いました。
 
  
 
 
☆ 2013年1月16日 南日本新聞で、「揺れる馬毛島描く」と、映画が紹介され
 
  ました。 
 
 
 
☆ 2013年1月15日 整音作業を経て、映画が完成しました。
 
 
 
☆ 2013年1月11日 府中市のNEONE−02で整音作業を行いました。
 
 
 
☆ 2013年1月8日  ごあいさつ「 映画化へ 」 島 春迦
 
 
  「 2011年6月に、日米安全保障協議委員会で、馬毛島を硫黄島に代わる米軍の
 
  空母艦載機の離着陸訓練の移転候補地にすると共同文書に明記したというニュースと、
 
  7月2日に(小川)防衛副大臣がその説明に種子島を訪れたというニュースを、衝撃
 
  をもって受け止めました。
 
 
 
  それまでも、馬毛島の無人島化や、その活用をめぐるニュースに注目していました。
 
  わたし自身種子島出身で、高校の頃には馬毛島出身の同級生がいましたから。
 
 
 
  そんな中でも、こんどの米軍の訓練地移転というニュースは、傍観していられません
 
  でした。行動を起こさなければと内からつきあげるものがありました。
 
 
 
  わたしは、文学座で「苺ジゴロと一日花」という戯曲を上演して以来、ずっと、人と
 
  自然のかかわりをテーマにして、おもに劇を書いてきました。
 
 
 
  こどものころ、100メートル以上歩かないと隣の家がないという、種子島の中でも
 
  過疎化が進んだ山村地域に住んでいて、人より、草や木や花や、虫や生きものと接する
 
  機会が濃密でした。そんなところで育つと、そういうものに「気持ち」や痛みがあると
 
  感じ、対話するようになるものです。
 
 
 
  
  ちょっと頭に血がのぼったような状態で、あらためて、馬毛島のことを、本や、インタ
 
  ーネットや人づてに調べ始めました。その中で、種子島や屋久島の市民の人たちが、
 
  もう10年以上、馬毛島の乱開発を訴え続け、対策を求めていることも知りました。
 
 
 
  
  調べると、あんなにはっきりと滑走路状のものを、草木や表土をえぐって造っている
 
  のに、環境アセスも行われていません。森林法や、空港法や、環境法という法律があ
 
  るのに、日本で2番目に大きい無人島の、太古から続く自然が、地主の意向でたった
 
  10年でずたずたにされています。ほかの先進国でも、こういうことがまかり通るの
 
  でしょうか。
 
 
 
   
  そして、その無法地帯のように開発された土地を政府が買い取って、軍事基地にすると
 
  いいます。馬毛島裁判の弁護団長の菅野庄一さんの言葉ではありませんが、法治国家の
 
  行うことでしょうか。
 
 
 
  
  何かしなければと、馬毛島への軍事基地移転の反対署名を関東で集めるうちに、鹿児島
 
  県の出身者をのぞいて、ほとんどの人が馬毛島の存在を知らず、その漢字すら読めない
 
  ことに気づきました。もうすこし、国の抱える問題として、馬毛島のことを多くの人に
 
  知ってもらいたいと思いました。
 
 
 
 
  はじめは劇を作ってどさ回りをしようと思いましたが、その運用資金にあてがあるわけ
 
  ではありません。自主映画を作って、その媒体を通して、小規模でも各地で見てもらえ
 
  る機会をつくれないかと考えました。幸い、多くの方々の物心両面にわたるご協力と、
 
  すばらしいスタッフ、キャストに恵まれました。映画やその集まりを通して、馬毛島の
 
  
  自然保護と平和的活用に向けて、思いをひとつにする人々が、伸びやかにつながってい
 
  けることを願っています。」
 
 
 
 
☆ 2013年1月1日  謹んで新年のお歓びを申し上げます
 
  今年は、映画を多くの方に観ていただけるように、努力いたします。
 
  そして、馬毛島の自然保護と、平和的活用に向けて、思いをひとつにする人々が
 
  伸びやかにつながっていけるように活動していきたいと思います。
 
  今年もどうぞよろしくお願いします。
 
 
 
☆ 2012年12月31日 「北の国から」のセリフを借りて、さようなら2012年。
 
  そして、もうすぐ、こんにちは2013年。
 
  多くの方々のご支援のおかげで、映画は整音の作業を残して、完成に近づいています。
 
  みなさまにとって、心穏やかな締めくくりの1日になりますように。
 
 
 
☆ 2012年12月25日 府中市のNEONE−02で、音声・効果音・音楽に関する
 
  編集作業を行いました。
 
 
 
☆ 2012年12月14日 オールラッシュ。映像が決定しました。
 
 
 
☆ 2012年12月11日 立川市のGAZOTTOで、映像の最終編集作業を行い
 
  ました。
 
 
 
☆ 2012年12月8日 予告篇を公開しました。
 
 
 
☆ 2012年12月4日 立川市のGAZOTTOで、第3回編集会議を開きました。
 
  撮影、照明、録音、編集のスタッフから活発な意見が出され、映像の決定版(オール
 
  ラッシュ)に向けて、改善点を話し合いました。
 
  種子島で活躍されている笹川満夫さんの民謡、島唄にもご期待ください。
 
 
 
☆ 2012年11月20日 立川市のGAZOTTOで、第2回編集会議を開きました。
 
  来年1月下旬に、秋葉原のアキバシアターで試写を行うこと、
 
  3月中旬に、鹿児島のガーデンズシネマで公開することなどが決まりました。
 
 
 
☆ 2012年11月9日 新橋の東桜法律事務所で、菅野先生に馬毛島資料を見せて
 
  いただきました。馬毛島を軍事ではなく、太陽光や風力のモデル島に、また、マゲシカ
 
  とふれあえる自然公園に。その際は、屋久島と組み合わせたエコツアーを行って……
 
  と話に花が咲きました。
 
 
 
☆ 2012年11月2日 立川市のGAZOTTOで、第1回編集会議を開きました。
 
  ラッシュを見て、編集の方向性などを話し合いました。
 
 
 
☆ 2012年10月14日 秩父の吉田町で勇壮な龍勢祭りの撮影を行いました。
 
  木組みの櫓(やぐら)から竹筒のロケットが天高く打ち上げられ、煙が軌跡を描く
 
  さまは、主人公たちが憧れる種子島宇宙センターの空に重なりました。
 
  このあと美里町に移動し、すべての撮影日程を終えました。これから音楽や編集
 
  など、ポストプロダクション(仕上げ作業)を経て、完成予定は2013年1月です。
 
  
  
    キャストのみなさん、リハーサルから2か月間お疲れさま!スタッフのみなさん、
 
  ボランティアの方々、ほんとうにご苦労さまでした。映画に物心両面から協力
 
  してくださっているみなさん、映画を心待ちにしてくださっているみなさん、
 
  仕上げ作業も手を抜かずがんばります!
 
 
 
☆ 2012年10月1日 台風一過の渋谷区・富ヶ谷で、撮影が始まりました。
 
  キャスト、スタッフ、エキストラ、ボランティアの方々、全員けがもなく、
 
  撮影初日が終了しました。
 
 
 
☆ 2012年9月18日 代々木のオリンピックセンターで、キャスト・スタッフ
 
  ほぼ全員が集まって、最後のリハーサル。午前中、台本順の通しリハーサル、
 
    午後に撮影順の立ち稽古と衣裳合わせを行いました。リハーサルのあと、撮影地の
 
    渋谷のカフェで、スタッフの打ち合わせ。撮影スケジュールや美術などの改善点を
 
    話し合いました。
 
 
 
☆ 2012年9月11日 第4回リハーサル。ロケセットを確認しながら、立ち稽古を
 
  行いました。来週の都内リハーサルを経て、10月から撮影が始まります。
 
  衣裳もほぼ決まり、小道具の準備、製作も進んでいます。
 
 
 
☆ 2012年9月4日 第3回リハーサル。「暑いぞ熊谷」もさすがに朝夕は秋の気配。
 
  今回から冷泉公裕(れいぜいきみひろ)さんが参加。種子島に何かと縁の深い冷泉
 
  さん。お土産にポルトガル語がちりばめられた素敵なアルバム『 Bom Dia!!  諸国
 
  漫遊 』と『眠らぬ愛≠ヨのラブレター 』をいただきました。
 
 
 
☆ 2012年8月28日 環境省は、馬毛島に住むマゲシカを、レッドリストの
 
  「 絶滅のおそれのある地域個体群 」 に選定しました。森林伐採によって、
 
  個体数がこの10年で半減したためです。
 
 
 
☆ 2012年8月28日 第2回リハーサルを行いました。ロケハンによる写真で
 
  撮影地を確認しながら、立ち稽古を始めました。アドリブも飛び出して、活気
 
  あふれる稽古場でした。
 
 
 
☆ 2012年8月21日 熊谷市文化センター文化会館で、第1回リハーサルを行い
 
  ました。スタッフ、キャストが集まり、台本の読み合わせや、衣裳の打ち合わせが
 
  行われました。休憩をはさんだ2回目の読み合わせでは、打ち解けあったキャストが
 
  いきいきとセリフをかけあっていました。
 
 
 
☆ 2012年8月14日 緑豊かな寄居町で、制作班と撮影班によるロケハンを
 
  
  行いました。
 
 
☆ 2012年8月3日 読み合わせの台本ができあがり、ロケハンがスタートしました。
 
 
 
☆ 2012年7月27日 キャストが決定しました。
 
 
 
☆ 2012年7月25日 馬毛島の地元、種子島、鹿児島や、全国のみなさまから、
 
  温かい協賛が集まってきています。クランクインに向け、一口3千円の協賛を
 
  募集しています。協賛していただいた方は、特にお断りがない限り、映画のエンド
 
  ロール(最後の字幕)にお名前を記します。協賛の方法はメールでお問い合わせ
 
  ください。
 
 
 
☆ 2012年7月24日 馬毛島の自然の回復を求める裁判に尽力されている
 
  東桜法律事務所の弁護士の菅野庄一先生が、打ち合わせ場所のフグレン東京に
 
  応援に来てくださいました!
 
 
 
☆ 2012年7月20日 撮影監督として活躍されている猪本雅三さんが、技術プロ
 
  デューサーとして協力してくださることが決まりました。撮影は、『 Coming Out
 
   Story 』 の猪本太久磨さん。台本へのダメ出しが、じつに的確!
 
 
 
☆ 2012年7月7日 ソングライターのGREENさんが、オリジナル・馬毛のウタ
 
  
  ♪を作ってくれています。お楽しみに!
 
 
 
☆ 2012年6月26日 キャストの第1回オーディションを、ロケ予定の渋谷区
 
 
  富ヶ谷のカフェバー FUGLEN TOKYO で行いました。
 
 
  第2回・第3回オーディショを7月3日・24日に行い、9月18日に
 
  代々木のオリンピックセンターに主要キャストが集まって、読み合わせを
 
  行います。
 
 
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